クラシックカーは、車好きの乗り物
クラシックカーは、燃費が悪い
クラシックカーは、お金がかかる
暑いし、止まるし、錆びる
そんな罵声を浴びせる人々は
クラシックカーを楽しめた人だろうか
誰かからの話や
本で読んだ内容じゃないだろうか
クラシックカーの魅力は
乗った人、、、、
いや、所有してみないと分からない
それと、余裕。
余裕と言うと、金銭的余裕や、時間の余裕と
捕らえられがちだが、そうでは無い。
気持ちの余裕だ。
たとえば、夕日が沈むガソリンスタンドでのシーン
青い空を、覗く車窓
全てが、景色から、その場その場を
余裕を持って、一歩下がって見ると
シーンに変えてくれる。
外車であれば、それなりのシーンに
変えてくれるのだが
クラシックカーは、セピアな
言葉では、表せられないシーンになる。
まさしく Just feel it
通勤、遊びに行く時
大きなステアリングを握る時以外でも
クラシックカーは、生活に華を咲かせる。
この車窓から
何人の人が景色をシーンに変え
どの様な会話を繰り広げたか
どれだけの夢を語って
どれだけの人間を見てきたのか。
そんな考えを、持つ余裕。
それこそが、クラシックカーが持つ
「乗る」を「楽しむ」に変える力なのでは無いだろうか。
静寂の中雨音が響く車内
オールディーズのムービーのワンシーンが
浮かぶ
たとえば
ウイスキーの8年物や12年物
製造過程や、蔵で眠った
その歴史を楽しんで、嗜む瞬間。
そんな時間に似ている気がする
最先端技術とは程遠い
アナログな波動が
時にあなたを、脇役ではなく
主役にしてくれる
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