この車は、アルファロメオ 147 GTA。
AlfaRomeo 147という車のスポーツグレードの車種になる。
以前、普通の147にも乗ったが、GTAはやはり別格の車であった。
147の存在を、「普通の147」そう呼ばせてしまう。そんな車。
147とGTAを数値で比較してみよう。
長さ/幅/全高
147GTA:4.2m/1.77mm×1.43m
147:4.2m/1.73mm×1.43m
排気量
147GTA:3200cc 250hp 最大トルク 300kW/4800rpm
147:2000cc 150hp 最大トルク110kW/6300rpm
数値で比較しても大きな違いが分かるが
この車の凄さは、キーを回した瞬間から伝わる物がある。
シフトを1速に入れ軽くアクセルを踏み込むと
もっと踏み込め!!と車側が要求してくる。
とあるライターはこの車の事をこう例えている
アルファはまるでロシアの売〇婦の様だ。恐ろしいほどに美しいのだが、ほぼ確実に病気を貰うことになる。
147 GTAは好例だ。この車を売るために金利やら装備やらについて話すのは無意味だ。そんなことを考えられるほど合理的な人間なら、フォルクスワーゲン・ゴルフR32かフォード・フォーカスRSを買う。
もし私がアルファを売るなら、無料のコーヒーと無料のお金と無料のキャメロン・ディアス、無料のありとあらゆるものを用意してショールームに人を呼び寄せる。一度展示車に乗せてしまえば、欲しいという欲求に抗えなくなる。間違いない。
この表現は、間違っていない。
なにせ、私も、このアルファの病気にかかった1人だからである。
何げなく乗ったGTAに魅了され、今やこんなヒネくれたイタリア娘から
わがままを言われ続けながら、ドライブをしている。
この車の良さは、速さやスポーツ性能だけでは無い。
イモラレザーを利用した上品なインテリア。
スポーツカーであっても、インテリアには妥協がない。
色使いやシートのパターンを取っても
さすが、芸術の街イタリアで生まれた車だな、、、そう思わせてくれる。
サウンドも素晴らしい。
純正のBOSEスピーカーは、オーディオショップで、多額を積み込んだ車と
ほぼ聞き分け出来ないレベルの音響を純正で装備させている。
音楽のボリュームを下げ、ハイペースでドライブするのもあり
音楽を聴きながら、スロウなドライブをするのもあり。
だが、2ドアハッチバック構造のGTAは、収納スペースも少なく
ただの足車で使える車ではない。
趣味に特化した、いわば最高の大人の遊び道具なのではないだろうか。
Alfa Romeo 147GTA (中古相場 95万~230万)
ただ、とあるライターの注意をお忘れなく。
アルファはまるでロシアの売〇婦ようだ。
恐ろしいほどに美しいのだが、ほぼ確実に病気を貰うことになる。
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